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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第3章 偶然という運命の悪戯
「あまり詳しくは話せないんだけど、親に無理に嫁がされてしまって、嫁ぎ先から逃げてきたのよ」
 ただし、その婚家というのは宮殿なのだが、話の大方は嘘ではない。
 しばらく声はなかった。芳華はおずおずと顔を上げた。法明の瞳がまた淡い紫に光っていた。その何もかも包み込むような紫水晶の瞳を見ていると、不思議に騒いでいた心が嘘のように凪いでくる。この男であれば、話しても大丈夫なような気がした。
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