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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第4章 求婚と蜜月
何も身につけていない芳華の身体を法明がやわらかく褥に押し倒した。粗末な薄い夜具は宮殿の後宮で使用される皇帝の豪奢な寝台とは比較にならない。だが、今、この瞬間、芳華にとっては、この世でいちばん安らげる場所だった。
愛し愛され、求められる幸せをやっと手に入れられた。法明の悪戯な指が芳華の咽から鎖骨、胸の谷間をつぅーと辿り、やがて、胸のふくらみへと達する。そのまま薄紅色の突起を乳房ごと押し潰すようにギュッと押し込まれ、芳華はあえかな声を上げた。
愛し愛され、求められる幸せをやっと手に入れられた。法明の悪戯な指が芳華の咽から鎖骨、胸の谷間をつぅーと辿り、やがて、胸のふくらみへと達する。そのまま薄紅色の突起を乳房ごと押し潰すようにギュッと押し込まれ、芳華はあえかな声を上げた。