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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第5章 別離と再会
 そのときはせめて身二つに―出産まで待ってくれるように皇帝の慈悲に縋らなければならない。牢屋暮らしでも構わないから、出産が終わった後、この身はどうなっても良いから、せめて腹の子だけは助けて欲しい、と。
 芳華は悲愴な覚悟で居室に脚を踏み入れた。まもなく皇帝がやってくるとの先触れがあった。彼女はその場に跪き、両手を胸の前で組み合わせ深く頭を垂れた。この国では龍の化身とされる皇帝は尊い。たとえ皇帝の生母であろうと、皇帝を迎え、見送る際に跪拝を取らなければならない。
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