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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第5章 別離と再会
 室の扉が静かに開き、ひそやかな脚音が聞こえた。跪いた芳華はますます頭を低くした。無意識の中に組み合わせた両手で腹部を庇うように隠す。今はまだ判らないだろうが、立ち上がってしまえば、懐妊していることは判ってしまう。
「芳華」
 深い声が頭上から降りてきて、芳華は緊張のあまり、自分が震えているのに気づいた。小さな溜息の次に、改めて声がかけられる。
「郁貴妃、立つが良い」
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