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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第6章 真実を知る瞬間
 芳華はぼんやりとした頭で考える。法明は朝、小間物の入った大きな箱を背負って家を出て、夕刻に戻ってくるのが常だった。時には陽が落ちてから帰宅するときもあった。その中には恐らくは小間物を売り歩いていただけではなく、宮殿に戻る時間もかなり含まれていたに相違ない。
 文昭は湯気の立つ石榴茶をひと口啜った。
「思えば、陛下はあの簪をお作りになると決めた時、あなたを本気で愛されたのでしょう」
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