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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第8章 あとがき
 日頃の生活でも、小説を書くことでも、私は自分に対して色々と思うことがありました。もちろん、良い意味ではなく、逆です。色々と考えて落ち込んだり暗くなったりすることがしばしばでした。
 しかし、〝ありのままの自分で良いんだよ、あなたは自分らしく自由に生きて良いんだ。その結果、誰に何と言われようが、どう思われようが、そんなことを気にしなくてもよい〟。まったくの私の独断的な解釈ですが、何かこの歌はこういう風に私に教えてくれているように思えたのです。
 もちろん映画そのものも迫力があって素晴らしかったですが、私はこの歌に出逢えたことがいちばん良かったと思います。私だけでなく、誰にでもいえるのではないでしょうか。
 どんな生き方をしても、どんな自分でも自分は自分。そんな自分を卑下することもなく認めて受け容れて自分らしく生きていくことが素敵なんだ。唯一かけがえのない私、世界でたった一人の自分だからこそ、生きている価値もある。
 私は今、心からそう思っています。
 皆さんも世界で一人しかいない〝かけがえのない自分〟を大切にして下さいね。
 それでは、今回もありがとうございました。

             東 めぐみ拝

2014/05/11
       
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