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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第2章 家出
―今時は奥庭の泰山木が見事に咲いておろう。少し花を眺めたらすぐに帰るゆえ、それには及ばぬ。
 と、暗に貴妃を呼ぶことを拒絶した。これには後宮生活の長い女官長も言葉を失って絶句したそうだ。
 言葉どおり、後宮に脚を踏み入れた皇帝は建物には寄りつきもせず、そのまま宦官を連れて奥庭へと赴いた。
 ところが、異変はその直後に起きた。庭ををそぞろ歩いていた皇帝の許に夜風に乗って竪琴の嫋々とした音色が届いたのだ。
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