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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第10章 後宮艶夜*スキャンダル  深き眠りの底で~浄心院での日々~
 ふいに頭上高く小鳥の鳴き声が響き渡り、紫蘭は長すぎる物想いから己れを解き放った。
 後宮を出てからの五年の間に、幾つもの季節がうつろっていったけれど、こうして今のように起こった出来事を思い出すことも珍しいのに。
 この日の朝、紫蘭は庭に出て、牡丹の花を伐っていた。件(くだん)の胡太后のために牡丹の花を摘んでいたのだ。
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