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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第10章 後宮艶夜*スキャンダル  深き眠りの底で~浄心院での日々~
 紫蘭はもう一度軽く会釈し、そのまま去った。一刻も早く傷ついた小鳥の手当をしてやりたいのもあったが、その一方では、この若い男の側から離れたいという気持ちがあった。
 この男は危険だ。紫蘭の中で何かが告げていた。別に男が紫蘭に害をなそうとすると感じたわけではない。ただ、この男に見つめられると、心の奥深くが波立つように居たたまれない気持ちになる。こんな気持ちは生まれて初めてのことで、言い表す適当な言葉も知らない。
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