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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第2章 家出
 入内の際には宰相の息女らしく贅を尽くした美々しい嫁入り支度が整えられたが、中でも文昭は娘の身を飾る衣装や宝飾類に金に糸目はつけなかった。芳華の言ったのは紅珊瑚の小さな花が幾つも集まった可憐にして豪奢な簪だ。
「承知しました。すぐに用意して参ります」
 芳華は鏡を覗き込みながら、さも皇帝の訪れを待ちわびているかのように弾んだ声音で告げた。
「お願いね」
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