この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第10章 後宮艶夜*スキャンダル  深き眠りの底で~浄心院での日々~
 刹那、祖母は惚けたように彼を見つめた。何を言っているのか判らないといった体だ。
「―鵬純、お前、何を言っているの?」
 ややあって、祖母が声を震わせた。孫が今では皇帝だという事実も忘れ果てたようだ。
 彼はもう一度、はっきりと繰り返した。
「お祖母さま、俺はあの娘が欲しい」
「馬鹿なことを考えるのはお止めなさい。何故、寄りにも寄って曺皇后なの? あの娘はただの女ではないのよ。先帝の皇后であり、あなたの弟の妻だった女なの。誰がどう見ても、あなたが娶ることはできないわ」
/941ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ