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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第11章 後宮艶夜*スキャンダル 接近~二つの心~
 紫蘭もまた自分がよくも知らない男の貌に見入っていたことに改めて気づき、頬に朱を散らした。
「申し訳ありません。ご無礼を致しました」
「今日は牡丹ではないのか?」
 紫蘭の腕の籠には、白い花が一杯に埋め尽くしていた。やや釣り鐘型のようにも見えるが、もちろん釣鐘草ではなく、白い蘭のように見える。開ききっていないようだが、これが花なのだろう。たおやかで清楚な佇まいは紫蘭を彷彿とさせる。
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