この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第11章 後宮艶夜*スキャンダル 接近~二つの心~
 確かに紫蘭には可愛い赤ン坊と子守歌が似合いそうに思える。優しい彼女ならば、良い母親になっただろう。彼女に告げた言葉は嘘ではなかった。世が世ならば、異母弟光徳帝が生きていれば、今も彼女は皇后として後宮で時めいているはずで、子の一人や二人にも恵まれていただろう。
 別に自分は皇帝になりたいと思ったことはにない。幼いときから生命の危険に怯え、せめて生き存えたいとしか考えたことはなかった。ましてや皇帝位を望むなど大それたこととしか思えなかった。
/941ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ