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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第11章 後宮艶夜*スキャンダル 接近~二つの心~
 女官長は紫蘭がまだ清らかな娘だと知っている。だからこその忠告であった。
 女官長はまた素早く紫蘭から離れ、扉の両脇に控える宮女たちに目顔で合図する。それと共に扉が外側から音を立てて開けられた。
「幾久しい王室と御身のお栄えをお祈り申し上げます」
 女官長が声を張り上げると、続く一同も皆唱和する。女官長が進み出て紫蘭の前に長く結んで垂らした帯に付けたのは梅の花の帯飾りだった。操国では梅の花は昔から〝夫婦和親・多産・子宝〟を象徴する縁起の良い花だ。
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