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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第11章 後宮艶夜*スキャンダル 接近~二つの心~
「―!」
 一瞬、眼裏が白く染まったほどの衝撃だった。意識を飛ばしかけたその向こうで、亡き光徳帝が微笑んでいた。亡き良人と手を繋いで過ごした淡い夜の想い出にこんな苦痛は少しもなかった。懐かしい。帰りたい、あのときへ、何も知らないでいた無邪気な少女だった頃に。
「―鵬貞さま」
 ごく自然に亡き人の名が呟きとなって落ちた。しかし、耳聡い皇帝がそれを聞き逃すはずもない。
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