この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第14章 後宮艶夜*スキャンダル Epilogue~あなたを忘れない~
 夜、床につく前に確かめたときは元気に餌を啄んでいたのに。良人とのたった一つの想い出がなくなってしまったようで、紫蘭は哀しくて泣いた。
 けれど、ふと思ったのだ。紅蘭は自分の代わりに遠い場所へと、二度と帰らぬ長い旅に出たあの男の許へと行ったのではないか。
 紅蘭は心淋しいあの男の魂を慰めるために後を追ったのだと思うことで、次々と大切なものを失う辛さも乗り越えられた。紅蘭も美しい翡翠色のつぶらな瞳をした小鳥だった。
/941ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ