この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第2部
第5章    

 夢中になり、トントンと最奥を柔らかく兄で小突いては、

 その度に、匠海をぎゅうぎゅうと締め付け。

「ひゃぅ~~っ あッ んンッ ……っ あ、おにぃ、ちゃん……っ すごぉいっ」

 目の前にチカチカと、金と銀の火花が散り始めていた。

 このままでは、早々に達してしまいそうで。

 いや、別にヴィヴィはイってもいいのだが。

 もう少しだけ目の前の匠海と、快楽と刻を共有したくて。

 ならばと、子宮口に亀頭を微かに触れ合わせながら、

 その場でゆるゆると円を描き、腰を回せば。

「~~っ ぁあっ イク……っっ!!」

 まさかまさか。

 窮屈な蜜壺で瞬時に肥大した陰茎は、

 まるで暴発したかのように、極薄の膜の中に白濁を撒き散らしていた。

「~~~っ ……はぁっ ……ぁ、は~~……っ」

 しばらく両膝を折ったまま、身悶えていた匠海が、荒い息を吐きながらも、ようやく落ち着いてきて。

「もうっ 先にイかないでっ!」

 結局は、兄の射精をコントロール出来なかった妹は、そう腹立たし気に喚いた。

(お兄ちゃんのバカぁ~~っ もっと、イジワルして、恥ずかしい姿、いっぱいいっぱい見てやるつもりだったのにっ!)

 腹の上で振り返りながら、デビルヴィヴィが憤慨する。

 本当に真っ黒な尻尾があったなら、それで鞭の如く兄を虐げたいくらいだ。

「はぁ……、ごめんって。だって、ヴィクトリアの中……、キツキツのトロトロで、本当に気持ちいいから」

 一方の匠海はといえば、

 もう満面の笑みを浮かべているのは、目隠しをしていても丸分かりだった。
 
 目の前にある兄の両膝を、ぺちぺち悔し紛れに叩くヴィヴィ。

 といっても全然力を込めていないので、匠海からしたら猫パンチも同然だろうが。

「ほら、ヴィクトリア。俺もっと出来るから、取りあえずゴム、変えないとな?」

 確かに、このままでは満足出来なくて。

 兄の言う通りに、妹は腰を上げようとしたが、

「や、ぁっ ま、待って……っ」

「え?」

「イキそ……、だから……ぁあんっ」

 
/1163ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ