この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第2部
第7章      



「あっ ぁ、ひゃぅっ!? いッ ぁあっ ……~~っ も、だめぇっ」



 22時半。

 良い子のみんなは、すやすや夢の中――な時間。

 白いシーツの上に、突っ伏させられたヴィヴィは、

 後ろから兄に揺さぶられながらも、必死に抗っていた。

「そのサクランボの唇で「お兄ちゃんが好き」って言ってくれるまで、辞めないよ」

「やぁ……っ 言わっ 言わないもんっ!」

「そう? ヴィクトリアのここは、俺を締め付けて、離してくれないのに?」

 細腰を掴んでいた大きな両手が、輪郭を愉しみながら小ぶりな尻へと伝い降り、

 薄いながらもぷりんと上向きの尻肉を、左右へと割り開いた。

 その直後。

「じゃあ何度、下のお口に中出しされたら、ちゃんと言えるか、試してみようね?」

 恐ろしいセリフと共に、遠慮なく腰を突き出され。

 柔い亀頭の先で、弱い最奥を苛められば。

「ひゃんっ!?」

 一層高い声で啼いた妹の両膝から下が、ベッドの上で愛らしく跳ね上がった。

「ああ、またイっちゃったな?」

 シーツの上。

 美しい肩甲骨のラインを際立たせながら、昇り詰めた躰を細動させる女に、

 片腕を伸ばした男は、乱れた金糸を指に巻き取り、大きめの唇を寄せる。

「こんなに快楽に貪欲な躰、俺じゃないと満足させてあげられないと思うけれど?」

「……~~~っっ」

 兄のあまりにもな言い分に、

(誰が私をこんなにしたと思ってるんだこんにゃろう)

 思わず目の前に散らばっていた、金と群青色のミニピローを掴み上げ、背後の匠海へと投げるも。

「おやおや、お転婆は何歳になったら、治るんだろうね?」

 逞しい胸にポンとぶつかり落ちた、柔らかなそれらを笑い飛ばした兄は、愉しそうに嗤うだけ。

 それどころか、

「それとも「躾け直して欲しい」という事なら、遠慮はしないぞ?」

 興奮で声を擦れさせながら “おいた” をした細い両腕を、背中に折り畳んでくる始末。

/1163ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ