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禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第2部
第8章    

「俺の抱き枕になってね」

 額に唇を押し当てたのち、寝室へと戻り始めた匠海の腕の中。

 ヴィヴィは、未だオロオロしながらも、

「……う、ん……」

 微かにそう首肯した。



 いいのかな?

 本当に、

 いいのかな?

 一晩中、お兄ちゃんを独り占めしちゃって。

 そんな嬉しいこと、させて貰って、

 いいのかな?
 
 私。

 愛人――なの、に……



 狼狽えるヴィヴィを、匠海はベッドへと横たえ。

「俺の夢、見るんだよ?」

 ふかふかの羽毛布団を掛けながら、そんな命令までしてきて。



 結局。

 疲労困憊だったヴィヴィは、

 ものの40秒で、眠りに落ちてしまったのだった。



「………………(-_-)zzz」

(眠気には、勝てません……ぐぅ……)








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