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禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第2部
第11章        

 本当は一緒に達したかったのか。

 太いものを銜え込んだ膣口の尻側。

 昂ぶりの根本が吐精を堪えて肥大し、更に硬度を増した様子が伝わってくる。

「……ぉ、に……ちゃ……」

 薄っすら霞んでいた瞳を凝らせ、自分に覆い被さる男をうっとりと見上げる。



 本当に、何て素敵な男なのだろう。

 体内の熱を持て余し、うっすらと汗を滲ませた逞しい体躯。

 「良く出来ました」と言わんばかりに、頭を撫でてくれる暖かな掌。

 そして、

 どこまでも深く満足させてくれる、タフなもの。



(おにぃちゃん、の……、ぉもい……)

 ただただ窮屈だったそこが、卑猥な痙攣を繰り返しながら、弛緩していくにつれ。

 膣裏にどっしりと感じる太さに、くらりと眩暈を覚えた。

(そのまま、ごしごし して?

 そして、今度は一緒に……)

 更なる甘美な刺激を求め、己を見下ろしている兄に腕を伸ばせば、

 生白い両の手は、大きなそれに指を絡ませられ、シーツの上へと縫い止められた。

「もっと?」

 至近距離で顔を覗き込み、そんな問いを寄越す兄に、

 続きを期待した妹は、無意識に中の昂ぶりを締め付ける。

「……っ も、もっとぉ……」

 羞恥に頬を染めながらも抗えず、甘い声で強請れば。

 ぬぷぅ、にゅぷん、と耳を塞ぎたくなるほど卑猥な蜜音を立てながら、匠海は出し入れを繰り返した。

 ゆっくり、あくまでもゆっくり、その長さを憶え込まそうと膣内を行き来する兄。

 そうされると、充血した敏感な粘膜が擦れて。

 目の醒める様な鮮烈な快感に、薄い唇から悲鳴に近い細い嬌声が漏れてしまう。

「ぁ、ぁ~~……っ も、やぁ……っ」

「そんな蕩けた顔して……。どこもかしこもトロトロだな?」

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