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淫と乱
第5章 ドロドロ
 
「フンッフンッフンッ」

 鼻息が煩い。

 けど、抑え切れん。

 匂ってくる霧島くんの甘い香りに、モッコリサービス二割増し。

 思わず、指先が震える。

「…ふぉぉっ……」

 シャツのボタンを二つばかり外しただけで、けしからん乳が今晩はと挨拶してくる。

 赤いブラジャーとはそそられる。

 それからも溢れそうな白い乳。

 思わず声が洩れても仕方ない光景。

「フンッ!フンッ!フンッ!」

 更に勢いを増す鼻息。

「ワシ……血圧…大丈夫だろか………」

 しかし、今更気にしても仕方ない。

 目の前のプルプルお乳に、手が止まる筈もない。

 手を動かせば、露わになっていく霧島くんの瑞瑞しい肌。

 キュッと引き締まった腹まで出せば、ワシの目は釘付けだった。

 上着とシャツの前が開けた姿。

 赤いブラジャーに押さえ付けられて、深い谷間を作るけしからん乳。

 引き締まった体。

「ふぉぉぉっ! ピチピチじゃ……」

 意図せず、勝手に声が出る。

 堪らん。

 ワシを興奮させる、霧島くんの体がいかん。

 ワシは悪くない。

「しかし………」

 散々、ボタンを外すのに苦労したが、霧島くんは一向に目を覚まさなかった。

 どれだけ、ワシと会ってショックを受けたんだか気になる。

 気になるが、聞いて余計にショックを受けるのもショック。

 それよりも、先ずは愉しむ事が先決だった。

 モッコリも早くしろとせがんでいる。

 再び、霧島くんの体へと腕を伸ばした。

「…次は……」

「…う……う…ん?」
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