この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫と乱
第6章 ネバネバ
 
【啓太 View】


 なに、あの娘。

 さっきまでアンアン言ってた娘と同一人物とは思えない。

 今の現状、すげぇ怖いんだけど。

 なに、あのヘンな生き物。

 ダンゴ虫がでっかくなったような緑色のヤツ。

 体表がヌルヌルッてしてそうな光沢。

 キモい。

 キモすぎる。

 そんなんが大群でこっちに向かってる。

 腰が立たない。

 いくら不良だの、喧嘩っ早い言われても、あんなキモいの相手になんて出来ない。

 なのに、あの爆乳ちびっ子は目をキラキラさせて走っていった。

 バインバインと弾む爆乳と、スカートが捲れて見えたナマ尻に思わず目が行ったのは仕方ない。

 分からん。

 天然だとは聞いてたけど、アレは天然ってよりバカだろ。

 あんな訳の分からねぇヤツらのトコに行って、何をされるか分かったモンじゃない。

 ヘタすりゃ命すら危ないかもしれないってのに、何でこっちから駆け寄るんだ。

 しかし、一向に動けない。

 あの娘を見ているだけで、立ち上がる事も出来ない。

 いつでも逃げたい気持ちなのに、力が入らない。

「うわ………」

 とうとう、大群の真ん前に立っちまったぞ、あの娘。

 知らない。

 俺は知らない。

 ついでに、俺の股間が濡れてるのも知らない。
/338ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ