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淫と乱
第6章 ネバネバ
…うそ…こんな…時に……
全校に響くチャイムの音。
授業が終わり、昼休みの開始の合図。
この小さな学校では、グラウンドは疎か、この屋上さえも生徒たちの憩いの場となっている。
そんな屋上の床。
ブレザーもブラウスも開け、ブラジャーを首元に擦り上げたおっぱい丸出しの姿。
両膝を立ててスカートが捲れた状態の上に、覗くアソコはイヤらしいおツユでグチョグチョ。
寝転がるカラダ中にダンゴ虫擬きが這い回る姿。
この姿を見られる可能性は無くも無かった。
ガヤガヤと校舎の中が騒がしくなってくる。
「んあっ……あっ…くぅっ………」
依然として乳首やおっぱい、カラダ中からの刺激が喘ぎ声を出させる。
感じてる場合じゃない。
それなのに、ダンゴ虫擬きたちが蠢く刺激に反応させられる。
「……だからさぁ………ん……だよね」
「………で………じゃない?」
屋上の直下から洩れてくる生徒たちの声に、快感の中に焦りが混ざる。
…何とかしないと誰か来たら………
…それに………
途切れ途切れではあるものの、直下の階からの声が聞こえれば、逆も然りだった事が頭を過ぎった。
「んんっ…んーっ……んんんっ………」
眉を寄せながら唇をキュッと閉じる。
絶え間無く襲ってくる快楽の大波に、口からの出口を失った熱い息が鼻から洩れる。
ビクンビクンと跳ね上がるカラダを押さえようと堪えれば、カラダの上で蠢く一体が新たな動きを見せ始めた。
「んんっ! んーっ!!」
声を出したくても、階下に聞こえるかもしれないと思うと出せない。
快感で跳ねる以外、意識的にカラダを動かせない。
…イヤっ…ダメっ!
…今……そんなトコ……だ…ダメぇっ………