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淫と乱
第6章 ネバネバ
 
 ビチャビチャッと屋上の床におしっこが叩き付けられる。

「はひっ…はひっ……んあぁあぁあぁぁぁっ!」

 クリトリスに細い脚が絡み付き、キュッと締められる。

 ツンと尖った乳首にも脚が絡み付いていた。

 ネバネバの液体のせいなのか、痛い筈の締め付けさえも真希の脳を蕩けさせていく。

 おしっこは止まっても、イヤらしいおツユは溢れ続ける。

 カラダのビクンビクンとした痙攣は収まらない。

「あぁっ……あっあぁあっ………んあぁあっあぁあぁっ………」

 何度イったか分からない。

 最早、言葉なんて吐き出せない。

 襲い続ける刺激の前にクチを閉じる事も出来ずに、唾液を垂れ流しながら喘ぐだけ。

 昼休みになっていたなんて、頭から飛んでいた。

 明るい屋上の床の上に寝転がって、ダンゴ虫擬きたちによがり狂わされている痴態。

 イヤらしいおツユは疎か、おしっこで床を汚している淫らな姿。

 興奮で全身に汗を滲ませながら喘ぎ続けるしかなかった真希。

「……えっ……ちょっ………」

 そんな真希の耳に、戸惑う声が飛び込んできた。
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