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第7章 グイグイ

　
「んんっ……」

　ピンと張られた包帯が、真希の重さで撓【ﾀﾜ】む。

　一段とお尻に食い込む刺激に、思わずギュッと顔を顰めた。

　爪先が床に着かない微妙な高さで浮されたカラダ。

「ほら、楽になったでしょ？」

「体勢は楽になっても…これは……んあっ………」

　両腕を上げた儘で、カラダを捩る事も出来ない。

　そればかりか、撓んだ包帯がピンと張り始めて、お尻だけでなくアソコにまで食い込んでくる。

　ワレメに沿って襞を食み出させてグイグイと膣口に押し当てられる包帯。

「ちょ…ちょっと…これ……」

「あぁ…もうちょっとですか」

　刺激に顔を顰めながら、途切れ途切れに言葉を吐き出す。

　しかし、イケメン先生は何を思ったのか、ニヤニヤとした薄い笑みを濃くした。

「ち、違っ……んんっ…んあっ……」

　突然、お尻が前後に動き出した。

　ただでさえ、包帯がワレメに食い込む刺激に顔を歪めていた。

　それが更に、お尻が動く度にグイグイと食い込んでくる。

　膣口は疎か、クリトリスまでも擦られる。

　食い込む痛みと、クリトリスを擦られる刺激に声が勝手に洩れる。

「んはっ…あっ……ダメ…ダメっ………」

　宙に浮され、カラダを動かす事も儘ならない。

　ただ、包帯でアソコを刺激される事に、声を洩らすしか出来ない。

「こんな…っく……アソコ……グイグイ……痛い…から…んくぅ……」

「それでも段々…感じてるんじゃないですか？」

「そ、そんな事……んんぅっ………」

　痛いだけの筈なのに、熱い吐息が抑えられない。

　クリトリスを擦られる度に、カラダがビクビク震える。

　グイグイとワレメに食い込む程、カラダが熱くなってくる。

「んはぁ…はぁっ………」

　カラダを突き抜ける刺激に、顔を顰めながら吐息を荒くさせた。

「それでは………」

　苦悶する真希の耳に、物静かなイケメン先生の声が届いた。