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淫と乱
第10章 砂浜
アタシの視線の強さに、珍しくたじろいだ態度を見せるアンズ先生。
レアな姿を見せられても、アタシの勢いは止まらない。
「…裏切り者……」
アンズ先生の一部分を見て、ボソッと一言。
当然、アンズ先生は何の事か分からずに、キョトンとした表情を見せる。
普段は、あまり体のラインを見せるような服を着ないアンズ先生。
おっぱいの大きさだって、アタシとあんまり変わらなかった筈。
なのに、整った体のラインをくっきり浮かばせた競泳用の水着を着たアンズ先生のおっぱいは、恭子先生と遜色ないくらいにおっきかった。
騙された気分がハンパない。
普段の大きさから、アンズ先生は仲間だと思っていた。
「…あは…は……普段は、あまり目立ちたくないから締め付けて…………」
アタシが何処を見てるか瞬時に察したアンズ先生。
でも、言い訳なんて聞かない。
結局、アタシ以外はメロンやらスイカの持ち主だった。
「あ、あの……美奈…ちゃん?」
一番のスイカの持ち主が、アタシの纏う雰囲気に気圧されながらも声を掛けてくる。
マイクロビキニの少ない布地が乳輪だけを隠しているおっぱいが、チラッと見ただけでも視界に飛び込んでくる。
嫉みや僻みだとは分かってる。
分かっていても、やはりこの感情は抑え切れるものじゃなかった。
数少ない周りからの視線もいい加減キツイ。
「………露出狂母娘……着替えてきて………」
少なくとも、先生に向かって言う言葉じゃない。
「は、はいっ」
「あらあらぁ…。仕方ないわねぇ…」
アタシの威圧感がどれ程の物だったかは分からない。
しかし、二人は逆らう事も無く、再び更衣室へと向かっていった。
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