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淫と乱
第10章 砂浜
 
…んもぉ……
…真希…そんなえっちじゃなかった筈なのにぃ……


 海水の冷たさで体の奥に感じた疼きを鎮めようと、浅瀬に移動して腰まで浸かる。

「あらあらぁ…」

「赤井先生、はしゃぎ過ぎ…」

「まだまだですよ、ガハハッ」

 少しばかり離れた場所では、教師三人衆がビーチボールで年甲斐もなくはしゃいでいる。

「…真希ちゃん……。何か変な事……考えなかった?」

「えっ? いや…気のせいだよっ」

 一番近くに居たお母さんにジト目で見られた。

 アンズ先生まで、キッと睨んでくる。

 見た目に若々しくても歳の事は禁句みたいだけど、お母さんたち鋭すぎる。

 苦笑を浮かべながら、これ以上心を読まれないようにと距離を空ける事にした。


…結局…赤井先生の海パン…
…なあなあになってるよねぇ………


 お母さんとアンズ先生は慣れたのか分からないけど、先程までの恥ずかしがってる素振りは無くなっていた。


…それなのに…真希は……


 ザブザブと海水を掻き分けて、宛ても無く進む。

「あぅ……」

 時々押し寄せる波に足元を掬われそうになりながらも、伏し目がちに進む。

 人気は少ないと言っても、真希たち以外にも海水浴客はいる。

 当然、水着姿の人達。

 何故か、男の人の股間に視線が向く。

 赤井先生程の水着の人は居なくとも、股間を目にすると体の奥がズキッと疼いてくる。


…何で…真希……
…あんなトコばっかり…見ちゃうんだろぉ……


 自分でも分からない。

 分からないけど、アソコの奥がどんどん疼いてくるのは分かる。

 男の人を視界に入れないように、無心で歩くにも限界があった。


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