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淫と乱
第13章 パラソルの下
 
 ただ、ギュッと瞳を閉じて、おっぱいを揉まれる刺激にクチを固く閉じる。

「んふぅ…ふぅっ………」

 視覚を無くせば、触覚と聴覚が過敏になってくる。

 柔肉を捏ねる赤井先生のイヤらしい手つきと、ニチャニチャと柔肉同士が擦れる音や赤井先生の手が動く音に、閉じている筈のクチから声が洩れる。

 おっぱいを隠したくても、あたしの両手はシートの上。

 背中も赤井先生の胸板に寄り掛かった儘で、離れようとしてくれない。

「三瀬先生……乳首ビンビンですなっ。ガハハッ」

 大声で言わなくていいのに。

「んうっ……言わなくて…いい…からぁっ………」

 あたしが砂浜で感じちゃってるのが辺りに聞かれそうな言葉に、カラダがゾクゾクしてきている。

 露出狂なんかじゃない筈なのに、イヤらしく反応する。

 非常識な事をされている事に、どんどん脳が蕩けそうになっていった。

 指に挟まれてるだけの乳首から突き抜ける刺激に、子宮の疼きが強まっている。

 すっかりアソコがグショグショに濡れてるのが分かる。

 更にギュッと目を閉じて快感に抗っていても、熱い吐息を吐き出すのを抑えられない。

「………うわっ。何あれ………」

「こんなトコで……マジかよ………」

「AVの撮影じゃねぇの?」

「うわぁ……あの女……イヤらしい顔してるぅ」

「お前よりおっぱいでけえよなぁ」

「うっさいわねぇっ。あんな変態女の方が良いってぇのっ!?」

 カラダが硬直した。
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