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淫と乱
第14章 結末
「てか、美奈ちゃんっ。下スッポンポンの儘っ」
いつの間に、こんな開放的になったんだ美奈ちゃん。
「大丈夫だって。海入れば分からないし、ほら………」
真希は美奈ちゃんが言っている事が分からない。
取り敢えず、軽く顎を上げて周りを見ろと言わんばかりの美奈ちゃんに従う。
「……あれ?」
真希と美奈ちゃんの周りに、人影が全くない。
一番近くても、米粒程度の大きさ。
「………どゆ事?」
さっきから分からない事ずくめ。
ただ、人が来ないって言うのは分かった。
「だったら………」
「いや…だからって…アンタ………」
パーッと水着を脱いでスッポンポンになったら、美奈ちゃんにジト目を向けられた。
「美奈ちゃんも似たようなモンだから言われたくなぁいっ」
珍しく言い返してみたら、美奈ちゃんは素っ気ない態度でお尻を洗いだした。
つまらない。
しかし、いつまでも精液塗れでいる訳にもいかない。
髪までゴワゴワしてる。
「後でちゃんとシャワー浴びないとねぇ」
「まぁ、そうね」
この儘じゃ移動出来ないから仕方なく海で洗ってるだけ。
決して、海を汚そうとは思ってない。
「あっ………」
アソコを洗っていたら、不意に思い出した。
「………なに?」
「………美奈ちゃん………誰と…えっちしたの?」
ギクッとしたのを真希は見逃さなかった。