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淫と乱
第14章 結末
 
 美奈ちゃんの隣に並んで砂浜を歩く。

「…取り敢えずぅ………」

「う、うん………」

 般若の言葉に頷く。

「アタシも…アンタも……何かに巻き込まれてるみたいよね」

 いきなり話題が重くなった。

 しかも、反対側に薄井くんも居るのに、平然と話す美奈ちゃん。

「学校でもおかしな事ばかりだし………コイツも…いきなり………」

 薄井くんをジト目で見てる割りには顔が赤い美奈ちゃん。

「は、はは………」

 ポリポリと頭を掻く薄井くん。

 一体この雰囲気は何なんだ。

「薄井くんが…どうかした?」

 突っ込まずにはいられない。

「いきなりアタシの後ろに居たと思ったら、お尻………って、そうじゃなくてさぁ」

 後少しだったのに。

「あ、アンタも、最近、何だか変な事ばっか起きてない?
 や、やたら……え、えっち…してるとかさぁ」

 ますます顔が真っ赤の美奈ちゃん。

 恥ずかしいなら言わなきゃいいのに。

「う、うん………」

 それでも、思い当たる節がありすぎて頷くしかない。

 今まで、付き合っていた彼氏としかえっちなんてしなかった。

 それだって、二人くらい。

 それなのに、ここ数日で、変な生き物やらさっきの乱交とかでイかされまくった。

 一応、綺麗だった筈の真希の体は、簡単にアナルで感じるイヤらしい体になってる。

「これ…何でだと思う?」

「さ、さぁ?」

 真希に訊かれても分からない。

 左手に握った携帯をさりげなく見る。

 突然真希の携帯に現れた付喪神のつくちゃん。

 とってもイヤらしい付喪神。

 充電を残す為に普通の携帯に戻ったつくちゃんから視線が離せなかった。


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