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淫と乱
第1章 プロローグ
リビングに姿を現した、150センチ程度の小柄な身長の真希。
「おふぁよぉ……恭子さ……じゃなくてお母さん」
未だに寝惚けた感じで挨拶をする彼女の体は、一糸纏わない全裸であった。
「もぉ…真希ちゃんったらぁ……。
いくら家の中だからって………」
全裸で家の中を彷徨く真希の姿に、諦め半分でいつも通りに言葉を吐き出す恭子。
「だってぇ……裸の方が気持ちいいしぃ………」
恭子の小言を聞き流す真希。
その体は、小柄な体躯には不釣り合いに発育しきっていた。
身長が160センチ以上ある恭子の胸よりも、更に発育した形の良い胸。
キュッと括れたウエストに、やはり形も良く丸い尻。
更には、何の飾り気も無い、ふっくらと盛り上がった股間。
瑞瑞しい肌の裸体を恥ずかしげもなく晒しながら、真希は口元にホクロを着けた口に手を当てて欠伸を押し殺していた。
「もぉ…良いからご飯食べてねぇ」
ペタペタと歩いてテーブルの席へと着いた真希に、恭子は呆れが混ざった口調で言葉を吐き出した。
「ふぁい………。それにしても、今日は…何か早くない?」
箸を手にして、おかずを摘みだした真希の視線の先には、いそいそと外出の準備を始める恭子の姿があった。
「あぁ……それはねぇ………」
真希の言葉に、エプロンと私服を脱ぎ取っていた恭子が振り返る。
真希に負けず劣らずの凹凸の激しい見事な体を、赤い下着だけで隠した恭子の視線はテレビに向けられた。
その視線に釣られて真希の目もテレビへと向いた。
「……丁度今始まるけどぉ…。
ちょっと…最近ねぇ………」
困惑した恭子の言葉が吐き出されたと同時に、二人の目の前で新たなニュースが流れ始めた。