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淫と乱
第2章 ヌメヌメ
 
 その声と共に、今度こそバーンと開け放たれた体育館の鉄扉。

 ムキムキ教師の他に、中腰になっている私の姿も晒される。

 しかし、犯され続けている彼女たちは、触手をカラダに巻き付けた裸体を外に晒す羽目になっていた。

「ちょ…ちょっとぉ……」

 頭がボーッとするが、彼女たちのあられもない痴態が外からも見えてしまう事に言葉を吐き出した。

「なぁにをやってるんだぁっ! ガハハッ」

 聞いていない。

 怒ってるんだか楽しいんだか分からない言葉を吐いて、赤い上下のジャージ姿で私の前に仁王立ちするムキムキ教師。

「ちょっとぉ……あまり前に行くとぉ………」

 あんな見た事が無い物体が無数に蠢いている体育館。

 何が起こるか分かったものじゃない。

「ガハハッ、大丈夫ですよ霧島先生っ」

「で、でもぉ………」

「ウチの生徒にあんな真似をする、訳分からんヤツなど私が許しませんよっ」

 振り返って言葉を吐き出すムキムキ教師。

 言ってる事は立派だった。

 しかし、中腰になった儘の私の目前には、モコッと盛り上がった股間があった。
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