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淫と乱
第3章 スケスケ
【真希 View】
両手を動かしながら足早に進む。
進む程に身軽さを覚えていく。
ローファーを脱ぐと同時にソックスも脱ぐ。
足首の辺りに触れた指先に、ネトッとした感触。
更に動きが速まる四肢。
廊下に一歩踏み出すと、ジャケットとスカートが体から脱げる。
更に扉の前に来ると、上半身は既に裸の状態。
脱衣所へと脚を踏み入れればショーツさえも無く、いつもの素っ裸状態の完成。
「今日はいつもより遅かったぁ………」
いつもなら、脱衣所に来るまでには裸になれていた。
やはり、あの公園での出来事が原因なのかもしれない。
さっきの指先がネトネトした感覚が蘇る。
「早く洗わなきゃ………」
全身に鳥肌を立たせながら、浴室の扉を開いた。