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淫と乱
第3章 スケスケ
 
…っく……そ…そうだよな……


 新たな試練がオレを待ち構えていた。

 磨りガラス越しに見える蠢く肌色とシャワーの音が、確実に中に霧島さんが居る事を物語っている。

 中に居るのは分かっている。

 頭の中で霧島さんのパイパンマンコが飛び回っている。

「フンッフンッフンッ……」

 鼻息が治まらない。

 僅か数メートルも離れていない場所に、裸の霧島さんが居る。

 いつも、制服の上や体操服の上からしか拝めないナマの爆乳が其処にある。

 ブラウスの胸元から見える谷間に、何度も男子トイレの個室に籠もった。

 咥えたパンツがオレの唾液を吸って冷たくなっていく。

 磨りガラスを嵌めた扉のせいで、余計に悶々としてくる。


…扉が勝手に開いたら………
…流石に…霧島さんでも………


 いつも聞き耳を立てて、霧島さんと仲の良い女子との会話を聞いている。

 小麦色の肌をした活発な女子に言わせれば、霧島さんは天然。

 どこか抜けてるらしい。


…しかし…流石に扉は………


 オレに残っていた僅かな理性が、扉を開ける事を躊躇う。

 ………ガチャ………

 それよりも、霧島さんを犯したい本能がアッサリ理性を上回った。
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