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淫と乱
第3章 スケスケ
腰の動きがピタッと止まった。
…今…何て………
聞き間違いの筈。
聞き間違いであって欲しい。
霧島さんの腰を掴んでいる手が思わず汗ばんでくる。
「んあぁ……まだ…何か挿入【ハイ】ってる感じぃ………
まさか…あのウネウネしたヤツのちっさいのじゃ………」
浴室の壁に両手を着きながら呟く霧島さん。
…てか…間違いじゃなかった…
…霧島さんが……小さいって………
オレのムスコが突っ込まれているとは分かっていない筈。
そもそも、犯されているとは微塵も感じてない筈。
吐き出された霧島さんの言葉は、オレに大ダメージを与えてくれた。
霧島さんのナカで勢いを衰えていくムスコ。
…オヤジぃ…オラァもぉ………
頭の中でもムスコが項垂れている。
…バカ野郎っ…
…オレのムスコはなぁ……
…そんな言われる程ヤワじゃねぇんだよっ…
…きっと霧島さんはいつもデカ過ぎるチンコを相手にしてっから分からねぇだけだよっ………
ムスコに発破を掛けるオレ。
霧島さんに失礼な事を言ったかもしれないが、今はムスコの勢いを取り戻すのが先決。
…あぁ…分かったぜオヤジっ…
…オラァ…もう一度この女をヒイヒイよがらせてみせるぜっ……
ムスコが再び勢いを取り戻した。
オレも霧島さんを啼かせる為に、再び腰を突き出した。
「あぁんっ……もおっ………
また何かちっさいのがぁ………」
艶やかな甘い声は聞けた。
聞けたけど、やはり吐き出された単語はオレに大ダメージを与えてくれた。