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淫と乱
第3章 スケスケ
「あらあらぁ…。薄井先生大丈夫ですかぁ?」
机に俯せた私に、恭子先生の心配そうな声が掛かる。
何て優しいんだ恭子先生。
心配してる風には取れない緩い口調だろうけど、私には充分心配していると伝わっている。
ここは一つ、再び恭子先生を見て、先程の醜い物体を忘れなければならない。
私は机に俯せた顔を恭子先生へと向けた。
「…素晴らしい…」
思わず呟いてしまった。
眼鏡を通して映る恭子先生の爆乳。
あんなブヨブヨの腹より、はち切れんばかりに張りのある恭子先生のおっぱいの方が何万倍と良いに決まっている。
何かの拍子に出来てしまったこの眼鏡には感謝しつくせない。
まさか、私にこんな才能があるとは露にも思わなかった。
掛けて見えるは、人体以外が透けて見える光景。
机も椅子も、はたまた、身に着けている服から下着まで透けている。
従って、椅子に座る恭子先生の姿も、空気椅子に座る全裸姿。
おっぱいも括れたウエストに、形の良いヘソまで見えている。
欲を言えば、少しでも脚を開いて座って欲しかった。
しかし、ピタッと合わせた太腿から覗く、逆三角形に整えられた陰毛はしっかりと脳内に焼き付けた。
「おやおや、薄井先生はどうしたんですかね、ガハハッ」
「ッグゥッ………」
ただ、油断すると、恭子先生の隣に座る赤ジャージの見たくもないヤツまで見せられる羽目になるのが欠点だった。
…こんな事なら…