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淫と乱
第1章 プロローグ
 
「ち、因みに……いつから………」

 両手でモゾモゾとしながら、美奈ちゃんに問い掛ける。

「さぁ? 少なくとも……教室に来た時から………」

「ちょ…ちょっとぉっ」

 美奈ちゃんの言葉に、更にカァッと顔が熱くなる。

「男子はともかく……女子もガン見してんのに……。何でアンタ………」

「い、言わないで……。お願いだから美奈ちゃん…もう………」

 美奈ちゃんの冷ややかな声を背中に受けながら、恥ずかしくて机に俯せた。

 腕に額を載せれば、机の縁越しに太腿が視界に映る。

 他の女子よりもかなり短めの制服のスカート。


…一体…いつから…だったのぉ?


 先程視界に入った光景が頭に蘇る。

 美奈ちゃんが指差した方を見てみれば、スカートが捲れ上がっていた。

 ショーツのウエストの部分に差し込まれたスカートの裾。


…どうりでいつもよりスースーすると思ったら………


 太腿は疎か、ピンクと白のストライプで彩ったショーツに包まれた股間を晒しながら歩いていた。


…普通…絶対気付く筈なのにぃっ……
…何で真希………


 考えれば考える程に恥ずかしくなっていく。


…まさか…家出た時…から?
…だとしたら……


 生きた心地がしない。

 耳まで熱くなっていた。

「って……真希、聞いてる?」

 背中をツンツンと突いて来る美奈ちゃん。

「ちょ、ちょっと今は………」

 クラスメートたちの視線が怖くて、頭を上げられない。

「でも、真希さぁ………」

 それでも声を掛けてくる美奈ちゃん。

「お、お願いだから今は……」

「今は寝てる時間じゃないですよぉ?」

 真希の懇願に返事をしたのは、美奈ちゃんの声じゃなかった。
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