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淫と乱
第4章 ブルブル
「えっ!? えっ!? な、なにっ!?」
突然聞こえた甲高い声に、ガバッと体を起こして辺りを見回す。
見回した所で、リビングには真希以外に誰も居ない。
…また何か………
今日だけで、何度も現実離れの出来事があった。
正直、変な事はお腹いっぱい状態だった。
それでも、こんな深夜に聞き覚えの無い声が聞こえてくれば、鳥肌も立ってくる。
「…どこ…見てるブルっ」
「ま、またっ!?」
何度も頭を振って、リビングを見回す。
おっぱいもブルンブルンと揺れる。
「…相変わらずイヤらしい体してるブルっ」
「ちょ、ちょっとぉっ!?」
明らかに見られている。
見られているのに、甲高い声の主は見当たらない。
「…確か…Iカップだったブルねっ。
…恭子っちはGカップだし、流石爆乳母娘言われるだけあるブルっ」
真希だけじゃなく、お母さんのブラのサイズまで知っている声の主。
姿が見えない声に、真希はおっぱいを隠すようにソファーの上で膝を抱えた。
「…潰されて食み出た爆乳が一段とエロいブルっ」
絶対に見られている。
「…脚の間のワレメとか…ヤバいブルっ」
それも間近で見ている事は間違いないと確信した。
「も、もう……何なのぉっ!?」
あのウネウネといい、姿が見えない声といい、不思議な事の連続に、思わず声を荒げた。
「…まあまあ……落ち着くブルっ」
そんな真希を宥めるような声が聞こえた次の瞬間。
飛び込んだ光景に目を丸くした。