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淫と乱
第4章 ブルブル
「…やっぱりあの娘が言うように天然だブルっ」
何か呆れられた。
「…頭の良さ…みんなおっぱいに行ってるブルね」
真希の携帯なのにバカにされてる。
「ちょ、ちょっとぉっ。真希は天然なんかじゃ」
「…この状況で怖がらないとかおかしいブルっ」
「???」
言ってる意味が分からず、顎に人差し指を当てて小首を傾げる。
「…はぁ……やっぱり天然ブルっ」
真希の携帯に溜め息まで吐かれた。
何だか敗北感に襲われた。
「な、何よ、もおっ………」
悔しくてぷくぅっと頬を膨らませて、両手を腰に当てて仁王立ち。
おっぱいが邪魔で良く見えないけど、フヨフヨ浮いてる携帯を睨みつける。
「大体、真希の携帯のくせに、真希をバカにするなんて………」
「…相変わらずサービス良いブルねぇ…
おっぱいもアソコも丸見えブルっ」
フヨフヨ浮いている携帯から突然放たれた閃光。
「うにゃっ!?」
眩しさに思わず目を瞑る。
「…またコレクションが増えたブルっ」
何故か満足そうな甲高い声に、真希は恐る恐る目を開けた。
「ちょ、ちょっとおっ!?」
フヨフヨと浮いている携帯の横の空間。
何も無い筈の場所に、おっぱいもアソコも丸見えで仁王立ちする真希の姿が映っていた。
「…無駄に解像度は高いブルからねぇ。
アソコのビラビラまでバッチ………」
「言わないで良いからぁっ!」
肩幅以上に脚を開けば、当然下からならアソコも丸見え。
映った映像に恥ずかしくなった真希の手は、無意識に携帯を掴んでいた。
躊躇いも無く、壁に向かって投げたのは言うまでも無かった。