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甘美な屈辱~レズ奴隷に堕ちた私~
第5章 本性

それから一週間、私はあの時の事を何度も夢に見た。目が覚めるとやるせない気分になる。下着が湿っていたらなおさら.....。
少しずつ気付き掛けてきている....
いや、気付いた事を認めようとしてきている....
携帯を開き電話帳を見る...「あの人」の連絡先.....
悩んだ末携帯を閉じて学校に行く、そんな日々を送っていた私は「自分の本性」に気付き掛けてたのだろうか
教室での日常生活、家にいたってあの時の事が脳裏によぎる。
授業で難解を教師に指名され答える.....褒められる。
『もっと屈辱的な辱しめよね?』
調理実習で手際良く作業する......褒められる。
『....変態....変態....変態.....』
近所のおばさんに挨拶したら.....褒められる。
『後悔しても知らないよ?』
何度も自慰をしたのにイク事ができない、私はどこを触れば自分が気持ち良くなれるかを知らない。
「あの人」は....全て知っている.....。
いつものように開いた電話帳を、閉じる事ができなかった。

