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甘美な屈辱~レズ奴隷に堕ちた私~
第11章 夜のお散歩

じゃらり....
バッグから束ねられた鎖が取り出される。その先端には赤い首輪....しゃがみ込んだ為結果的に跪いたような構図の私の顎が持ち上げられると有無を言わさず首輪が装着される。

「立って?」
「ッン....はい」

鎖のリードが引き上げられ、半ば強制的に立たされる。
6月とはいえ、夜風は冷たく肌を刺す。

「隠しちゃ駄目....」
「はい....」
「キョロキョロしないの」
「はいっ」

両手をぎゅっと握り裸体を晒す。無意識に辺りを見渡すと鋭い叱責が飛ぶ。
トンと背中を押され公園の入り口に向かって歩きだすと、美紀様は少し後ろでリードを持ったまま続く。
いっそ急いで公園に入りたいのに、首が引かれるのでゆっくりと歩くしかない....

もしこんな姿を誰かに見られたら...私の人生はどうなってしまうだろうか....
今まで積み重ねてきた物は容易く壊れてしまうだろう....それくらいの社会的な損害を受けてしまうだろう。
逆説的に考えれば....この行為は今までの人生と対価な物だ。勿論、プラスとマイナスの決定的な違いはあるのだが...

いつの間にか股の間だけ特に風が冷たくなっていた....

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