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甘美な屈辱~レズ奴隷に堕ちた私~
第12章 渇望

途端に美紀様の瞳から感情が消えた気がした。
その瞳はどこまでも冷たく....見透せない程に暗い....
美紀様は左手で私の髪を掴んだまま囁く....
「リオは私の奴隷だよね?」
「...はい。私は美紀様の奴隷ですッ」
まるで告白するかのように訴えた。私は美紀様の奴隷であり、それを望んでいるのだ。この気持ちに偽りは無い....
しかし美紀様の瞳の闇はさらに深まる...
美紀様の右手がゆっくりと振り上げられ...掌が私の左頬を打った。
「ッあ!!」
引き返す手の甲が右頬を叩く...
頬がジンジンと痛む.....体は....ゾクゾクと昂る。
美紀様は何度も私の頬を叩いた。
頬は焼けるように熱く、キンキンとした耳鳴りが響く。
それでも不思議と不快感はない。唯一美紀様だけは私を戒めてくれるから....
叱ってくれるから...惨めだと言ってくれるから....
私の汚い部分....どうしようも無い部分...全てを見てくれるから....
.......一緒に.....いてくれるから....

