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甘美な屈辱~レズ奴隷に堕ちた私~
第12章 渇望

「....ん....」
いつの間にか失神....あるいは気絶してのだろうか?
部屋は真っ暗で微かな月明かりに照らされている。
ズキッと痛む頬、乱暴に扱われた為か膣もヒリヒリと痛み、蹴られた腹部も鈍痛に苛まれながら体を起こす。
その時、何かが頬から落ちた。掴んでみればそれはハンドタオルで生温く濡れている。
どうやら私の頬にずっと当てられていたみたいだ。
美紀様がこれを?周囲を見渡すも姿は見当たらない....
ヨロヨロとベッドから起き上がりリビングへと向かう。
今思えば初めて美紀様の家で夜を明かした時、私は床に転がされたまま眠っていたが、美紀様がベッドに寝かせてくれたのだろうか。
手探りでリビングの明かりを着けたが誰も見当たらない....
トイレの電気も消えているので風呂場に向かうが、美紀様の姿は無い....
引き返そうとした私の姿が鏡に映ると思わず脚を止めた。
美紀様に責められ直ぐに意識が朦朧としてしまい、あまり覚えていないが私の体には美紀様の印が刻まれていた。
胸元への痣、乳房の歯形、腹部の絆創膏を剥がすと爪で引っ掛かれたのか浅い切り傷。
どれも服を着れば分からないだろうが確かに美紀様が残した印....
不快感はなく、むしろ嬉しさすら込み上げた。
美紀様が私に与えてくれた物がはっきりと残っているのだから.....
しばらく自分の体を抱き抱え、美紀様を探すもやはり見当たらない。
リビングに戻ると先程見落としていた物に気が付いた。
それはテーブルに置かれた一枚のメモ用紙。
私はそれを拾い上げた。

