この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘美な屈辱~レズ奴隷に堕ちた私~
第12章 渇望

メモ用紙の下に鍵が置いてあるがとりあえずメモに目を通す。

【急用で夜まで戻らないから
ベッドもシャワーも好きに使って
鍵は閉めてポストに入れてから帰って】

「え....?」

掠れた声が漏れる。美紀様の急用?
急用というのは言い訳によく使用されるワード....その考えを顔を振って文字通り振り払う。
仕事...だろうか...美紀様は夜の仕事をしていると言っていたが詳細は不明だ。

心の底で考えていた...いや、恐れていた事....
美紀様は私を必要としていないのだろうか....
私に飽きて他の人を求めているのだろうか....

自然と涙が溢れる。
私は自分の快楽だけの為に美紀様を求めている?
.....違う....肉体よりも心が....美紀様を求めている....どんなに歪んだ感情でも...どんなに歪でも...

床に膝を付き泣き崩れる。後ろ向きな思考が止まらない。
今日美紀様に会った時の違和感....いや、今日以外でも考えないようにしていた違和感が沸き上がってゆく。
『今日も....違う香水の匂い....』

結局朝までベッドですすり泣いた私が家を出るまで....美紀様は帰って来なかった....


/96ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ