この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘美な屈辱~レズ奴隷に堕ちた私~
第13章 心の一線

私は夏休みを迎えていた。
2週間以上美紀様から連絡は無く、待つ事に耐えられなくなった私は美紀様にメールを送る。返事は無かったが一度連絡してしまえば今までの不安をぶつけるように毎日のようにメールを送った。それでも返事が無いので電話もかけた....毎日のように...。
こんなにしつこくしたら嫌われしまうだろうか?
その気持ちもあったが悩んだ末結局連絡してしまう。美紀様は私を捨てるつもりなんだろうかという不安に毎日襲われるが、本当に捨てるつもりなら着信拒否等するはずだと自分に言い聞かせる。
ようやく美紀様が電話にでてくれたのは更に2週間後、美紀様会いたいと伝える私にぶっきらぼうに答えた。
待ち合わせ場所と日付のみの簡潔な会話で電話を切られてしまった私の内心は期待と不安で押し潰されそうになる。
もしかするとこれを最後に関係を終わらせると打診されるかもしれないと....
もしそうなったら....私の精一杯の気持ちを伝えよう。そうならなかったら連絡が無かった事も美紀様のプライベートに関しても追求せずにいつものように身も心も捧げよう。
そんな決意を胸に抱きながら美紀様の車を待つ。
待ち合わせから30分...美紀様がようやく到着する。今まで美紀様が遅れた事は無かったが渋滞でもしていたのだろうか。
そして今日も違う香水の匂いを感じながら.....助手席に座る。

