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甘美な屈辱~レズ奴隷に堕ちた私~
第13章 心の一線

車内は終始無言だった。
私は何を話せばいいのかもわからず、ただ到着先を待つ。
停車した場所は前とは違うラブホテルの駐車場。普段は何も言わず直ぐに車から降りる美紀様はシートベルトを着けたまま今日初めて口を開いた。
「....リオはこの先も私の奴隷でいるつもり?」
不意な問い掛けに本心で答える。
「はい....私はずっと美紀様の奴隷でいたいです....」
正面から美紀様の瞳を見据えて言った。私の本心は伝わったのだろうか。
「そう....私が飽きて捨てるかもしれないよ?」
「....頑張ります...美紀様の要求全部に応えられるくらいに...」
「それがリオを傷付ける事でも?」
「はい....美紀様の望みなら」
「......そう....降りて....」
私の思いが伝わったのか美紀様はなぜか少し沈黙してシートベルトを外し、車から降りると私を一瞥もせずにホテルに向かう。
美紀様の真意はわからない....ずっとそうだった。
それでも私は美紀様について行くんだ。
....この先でどんな事が起ころうとも....

