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甘美な屈辱~レズ奴隷に堕ちた私~
第13章 心の一線

美紀様は携帯をチラリと見ると直接エレベーターに向かう。
ラブホテルに予約なんてあるのかな?そう思いながらも素直にエレベーターに乗り込む。
乗るや否や美紀様は私を壁に押し付け唇を重ねた。
「ンンッ...ふぁ...」
不意討ちに戸惑うが美紀様の乱暴な素振りと裏腹に舌は優しく....濃厚に絡む。
息をするのも忘れるくらいのキスは私の体のスイッチを押すのに十分だった。
私の髪を美紀様が撫でる....今日に限って私を労るように....瞳は閉じずに美紀様を見詰める。
瞳を閉じると美紀様以外の匂いを意識してしまうから....
私は美紀様がいてくれるなら二番目でも三番目でも構わない。
こうして優しくされる事も、恥ずかしい姿を見てくれる事も、全てを忘れられるような快感に溺れさせてくれる事も、涙ぐむ程の痛みを与えてくれる事すら....もう私の人生の一部になっているのだから....
エレベーターの到着音が鳴り、美紀様の唇が離れた。
私の口端から垂れる唾液を指で拭ってくれる。
そして美紀様に手を引かれながら部屋の扉の前へ。美紀様の暖かい手が徐々に冷たくなる不安を感じていると、美紀様の手がすぅっと離れる。
.....その瞬間、私はその手がずっと遠くに離れてしまったように思えた。
扉が開く....その部屋には先客がいた.....
.....下着のみ身に付けた男が.....三人....

