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甘美な屈辱~レズ奴隷に堕ちた私~
第13章 心の一線

一度断ち切られてしまった空気を紛らわすように金髪の男が明るい声を出す。

「えーっと、リオちゃんだっけ?」

私はコクリと頷き美紀様を見るも、美紀様は私を見てはくれずに煙草に火を付けている。

「俺はジュン。あっ、勿論本名じゃないよ?」

突然の自己紹介に習うように、続けて筋肉質の男が低い威圧的な声で言う。

「俺はタクヤだ。よろしく」

そして小肥りの男が満面の笑みで言った。その股間は下着越しでも膨らんでいるのがわかる。

「私はアキマサです。いやぁ....まさかこんな上玉が来てくれるなんてねぇ....」
「来なさい....」

三人の自己紹介が終わると美紀様が私を呼ぶ。それに従い美紀様に隠れるように立ち男達から目を反らす。

「あれー?なんか怯えてね?もしかして聞いて無い系?」

ジュンが美紀様に問い詰めると、美紀様はあっさりとした口調と無機質な瞳で私に言った。

「.....さっさと脱ぎなさい....この人達の相手をリオがするのよ?」
「.....え?」
「できないなら捨てるから....よく考えなさい....」

予想外...いや、この状況では予想通りの命令に足がすくんだ。それでも私を突き動かすのは「捨てる」という単語.....

「....やっ...やります....」

私の震える声が響いた....

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