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甘美な屈辱~レズ奴隷に堕ちた私~
第4章 運命の出会い

美紀さんの第一印象は「大人の女性」だった。スタイル、顔立ち共に非の打ち所がない。ショートボブで明るめの茶髪で、仕事の際はウィッグを着けてるらしい。
「あっ、リオ?」
「はい....」
声すら透き通るように美しく、名前を呼ばれただけで心が癒される。思わず緊張してしまっていたが、私が声をかける前に気付かれてしまった。
私が過去に酷い目にあった事を知っている美紀さんは先に待ち合わせ場所に待機し、私に確認する機会を与えてくれたのだ。そんな細かい気遣いも私が知ってる美紀さんらしい。
「どうしたの?ぼーっとして....?」
「え、いや...えっと」
「緊張してるの?かわいー」
急に頭を撫でられる。今までこんなにフレンドリーな人に会った事がないのでますます緊張すると思ったが、不思議な事に落ち着きを取り戻せた。
「だ、大丈夫です。あの、リオです。はじめましてっ」
「はーい。美紀です。よろしくね、リオ」
これが美紀さんとの出会いだった。

