この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
宵闇
第3章 深まる


そして迎えた高校受験の秋。


志望校は、葉月くんの高校。
葉月くんがいるからそこを選んだというわけじゃなくて、前から入りたいなと思っていたそこに、たまたま葉月くんも通っていたのだ。

ちょっとレベルが高めの高校だから、頑張って勉強しないと────。



「はあ……」


リビングで勉強中、数学のわからない部分に苦戦していた私の口から思わず漏れた溜め息。


「ねえママー、数学わかる?」


食事の支度をしていたママに向かって助け船を求めると、どれどれと来てくれたものの、差し出したテキストを見て


「……こういうのは、葉月くんに聞きなさい」


と、一言。


……うう。
確かに。ごもっともです。


/509ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ